【無印良品】売上高1兆円へ秒読み!海外事業が24%増と爆走、過去最高益を更新した良品計画の勝機
「無印良品」を展開する良品計画が、破竹の勢いで成長を続けています。2025年9月〜26年2月期連結決算において、営業収益・各段階利益ともに2ケタ増という驚異的な数字を叩き出し、過去最高益を更新。営業利益率は10.3%に達し、中期経営計画を前倒しで達成する異例の事態となっています。国内でのECトラブルを跳ね返し、アジアや欧米で「MUJIブランド」が爆発的な支持を得ている背景には、徹底した現地化と生産改革がありました。悲願の売上高1兆円達成に向け、カウントダウンが始まっています。
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海外売上が24%増!東南アジア・欧米でも「MUJI旋風」が止まらない
今回の好決算を牽引したのは、間違いなく海外事業です。特に東アジア事業は営業収益1360億円(23.3%増)と安定した強さを見せ、東南アジア・オセアニア事業に至っては35.4%増という驚異の伸びを記録しました。欧米でも既存店売上高が2ケタ伸長しており、もはや日本発のライフスタイルブランドとして不動の地位を築いています。好調を受けて通期業績予想も上方修正。営業収益は8870億円を見込んでおり、1兆円の大台がはっきりと射程圏内に入ってきました。
中国で「ヘアケア」が爆売れ!?現地ニーズを掴む「商品開発」の凄み
無印良品の強みは、単なる「日本流の押し付け」ではない徹底した現地アジャストにあります。例えば、中国では日本で人気の米ぬか発酵シリーズを「ヘアケア」に特化させて展開し、これが爆発的なヒットを記録。清水智社長は「コンセプトは共通だが、アウトプットは国ごとに変える」と語り、ASEANでは現地の嗜好に合わせた独自の食品開発も加速させています。2026年秋冬には、海外での生活雑貨の品揃え充足率を80%まで引き上げる計画で、リピート顧客のさらなる囲い込みを狙います。
三菱商事系の機能吸収で「利益率」が劇的改善、27年にはパリ旗艦店も
利益面での大躍進を支えているのが、2024年に実施した商社機能(三菱商事ファッションの部門)の吸収分割です。原材料の調達から工場との直接取引までを自社で完結させるSCM(サプライチェーン・マネジメント)改革により、原価率を大幅に低減。さらに、全世界の商品開発メンバーが集まり「中国で作ったものをASEANへ」といった最適地生産・最適地販売の体制を構築しました。今後は2027年度にパリの旗艦店オープンや、韓国での出店加速を予定しており、世界規模での攻勢はさらに強まりそうです。
まとめ
国内のEC販売停止という逆風すらも、店舗での「無印良品週間」や「良いね祭り」の熱狂でカバーしてみせた良品計画。世界中で「MUJIのシンプルさ」が求められる中、現地企画の商品がヒットを生み出す好循環が生まれています。2026年8月期にはさらなる高みを目指す同社。シンプルで質の高い生活を提案する日本ブランドが、世界売上1兆円という金字塔を打ち立てる瞬間は、もう目の前まで迫っています!
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