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星野源ANN最終回レポート│特別企画なし・1万通のメール・そして「さようなら」の真意

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星野源のANN最終回──10年の放送に幕、1万通のメールと「さようなら」

2016年3月28日にスタートしたニッポン放送「星野源のオールナイトニッポン」(火曜深夜1:00)が、2026年3月31日深夜についに最終回を迎えた。足掛け10年、毎週深夜に電波を通じてリスナーと向き合い続けた星野源(45)が、最後に残したのは「さようなら」という一言だった。派手な特別企画も感動的な演出もなし。それでも、この放送はきっと一生忘れられない夜になった。

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「全然終わる感じしない」──冒頭から笑いに包まれた最終夜

放送が始まるや否や、星野は深刻そうな声で「やべ…どうしよう…」と切り出した。続けて「全然終わる感じしないんだけど」と正直な心境を明かし、スタジオは笑いに包まれた。終了発表をした1カ月半ほど前は「どういう風に伝えたらいいか」と入念に打ち合わせを重ね、感慨深い気持ちで臨んでいたという。ところが最終回当日は「今日は何にもないというか普通通りすぎて」と、実感がまったく湧かない状態だったと語った。そうした心境もあってか、星野は開口一番「今日は普通です。最終回スペシャルとか特別な企画はありません」と宣言。「お別れの言葉みたいなのは全くない」とまで言い切った。その潔さこそが、いかにも星野源らしいと感じたリスナーも多かったはずだ。

1万通のメールが届いた──リスナーの”10年分の気持ち”

10年の歴史に終止符を打つこの夜、リスナーから番組に届いたメールはなんと1万通にのぼったという。星野自身も「1万通らしいです」と明かしつつ「とんでもないっすね…1万通だよ!?」と驚きを隠せない様子で、「ありがとうございます」と感謝の言葉を伝えた。毎週深夜に積み重ねてきた10年間が、これだけ多くの人の生活に刻まれていたという事実は、数字が何より雄弁に物語っている。エンディングでは、そんなリスナーからのメールを星野が一通ずつ丁寧に読み上げる時間が設けられた。

エンディング曲は「Friend Ship」──”さようなら”に込めた哲学

最終回のエンディング曲に「Friend Ship」を選んだ理由について尋ねるメールに答える形で、星野は自身の深い思いを語った。「ラジオのエンディングっていうのは一生残る。リスナーにとって一生残る曲。ラジオが終わる瞬間って寂しい」と前置きしたうえで、「”さようなら”ってちゃんと言った方がいい。お別れする時に、はっきり言えないと次がなかなか来てくれない感覚がある」と続けた。これは再会や未来への話でもあり、「何かが終わるってことは何かが始まること」という星野の一貫した考え方が根底にある。さらに「レットイットビーみたいな言葉だと思っている。それぞれのレットイットビーを生きるでしょう」と詩的な表現でリスナーへのエールを送り、最後は「一生忘れませんから、その思いを持ちながら一緒にこの世の中を生きていきましょう。それでは星野源でした。さようなら」という言葉で10年の幕を静かに下ろした。

まとめ

星野源のオールナイトニッポンは、2016年から2026年まで丸10年間、毎週火曜深夜にリスナーと向き合い続けた伝説的なラジオ番組だ。最終回は特別企画もなく、いつも通りの放送スタイルを貫いたが、届いたメール1万通という数字と、最後の「さようなら」という一言が、その偉大さをすべて物語っていた。終わりを恐れず、ちゃんと「さようなら」と言うことで次が来る──その言葉はラジオだけでなく、人生そのものへのメッセージとして深く響いた。星野源の次の一歩に、改めて期待したい。

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