どうも、最近夜型になり、なかなか朝起きれない男、こぐまんです。今回は、ボルダリングでのホールドのブラッシングについて調査してきました。手にチョークをしっかりつけているのに、どうしても掴み切れないホールドがあるなぁというとき、しっかりホールドをブラッシングすると、すんなり掴めちゃうことがあります。少しめんどくさいと思うこともあるでしょうが、ブラッシングをしっかりすることで、さらにレベルの高い課題をクリアできるかもしれませんので、この機会に覚えておきましょう。
ブラッシングで掴めるようになる仕組み
新しいホールドを触ったことがある人ならご存知だと思いますが、ホールドはもともと手で掴みやすいように、表面がザラザラで、例えるなら紙やすりのような触り心地なのです。それが月日の経過とともに、チョークのついた手で何度も掴まれ、クライミングシューズで踏まれることで表面のザラザラが埋まり、摩擦がなくなり、ツルツルになっていくのです。
摩擦が少なくなっているホールドの表面は黒くなっていきます。ブラッシングをするときは、黒ずみがなくなるまで磨くことで、元のホールドのザラザラが戻ってくるのです。
ブラシ掛けのコツ
ブラシのやり方にもコツがあります。がむしゃらにゴシゴシ擦るとホールドを傷つけてしまいます。できるだけソフトに優しくブラッシングしてください。しっかりブラッシングをした後は、チョークのカスなどが上に乗っている状態になりますので、軽く吹いたり、はたいたりしてください。きちんと磨くことで持ち心地が全然変わってきます。
また、頻繁に登っていると、ヌメヌメしているホールドがあると思います。それは手汗とチョークが混じってヌメヌメになっているのです。この状態になると、普通のブラッシングではなかなかとれません。そういうときは、ブラシにチョークを少し付けてブラッシングしてあげましょう。
ブラッシングで一休み
ブラッシングは摩擦を上げて掴みやすくするという効果だけでなく、筋肉と精神をリラックスさせる効果もあります。ブラッシングをのんびりしながら、一休みして、どうやって登るかを考える時間にしましょう。
まとめ
たかがブラッシング、されどブラッシングという言葉があるように、あと少し、あと一歩でクリアできる課題があるなら、ブラッシングを丁寧にしてみてください。意外とあっさり登れちゃうかもしれませんよ。あとブラッシングの注意点としては、ブラッシングをしたときにでるカス(チョークや靴のゴム)をあまり吸いこまないようにしましょう。できればブラッシングをするときはマスクなどをするようにしましょう。