14日(水)に「第69回NHK紅白歌合戦」の出場者が発表された。しかし、そこに「Lemon」の大ヒットで話題となった「米津玄師」の名前はなかった。「打上花火」で「DAOKO×米津玄師」としてコラボしたDAOKOは、今回紅白初出場が決定している。
出演確定かとまで言われていた米津玄師だが、なぜ落選となったのか?
Lemon大ヒット
今年1月に放送された、石原さとみ主演のTBS系ドラマ「アンナチュラル」の主題歌に起用された米津玄師。主題歌の「Lemon」は大ヒットとなり、配信ダウンロード数は158万を記録。さらにYouTubeの再生回数は2億回を突破するなど、今年の曲の代名詞となった。
しかしテレビでの披露はなく、幕張メッセで10月27・28日に行われた「米津玄師 2018 LIVE/Flamingo」で初披露。大ヒットにも関わらず、実に8ヶ月越しの披露となった。
そんな米津玄師は、今年の紅白出場が濃厚だと言われていたが、ふたを開けてみれば出場者に名前はない。「U.S.A.」が大ヒットしたDA PUMPは、16年ぶりの出場が決定しており、同じく大ヒットした「Lemon」を歌う米津玄師が出場しないのは不自然だ。
一体なぜ落選したのか?
落選理由
今回の紅白出場は確定との話しも出ており、テレビで「Lemon」初披露か?と期待が高まっていた。しかし、米津玄師はあまりテレビ出演など露出しないことでも有名。本人もインタビューで「あまりテレビに出たくない」と語っており、ベールに包まれていた。
されにネット配信で弾き語りなどを行うと、すぐに録画が拡散されてしまうことなどに懸念を抱いていたという米津玄師。
以前ツイッターでは「10代の頃からその日限りの過ぎ去ってていくものとして緩くやってたんだけど、最近動画として至る所に残るようになってしまって、もう以前のような形では無理かもなあと感じている。ごめんね。その分ライブで会おうな」とコメントしている。
「Lemon」の初披露をテレビではなく8ヶ月越しにライブで披露するなど、ライブへのこだわりも伺えるため、紅白は落選ではなく、断ったのではないかと言われている。
サプライズ出演か?
しかし、DAOKO×米津玄師としてコラボしたDAOKOは、今回紅白初出場が決定。コラボ楽曲「打上花火」は、アニメ映画「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」の主題歌に起用され大ヒット。
発売から1年以上経った今でも、カラオケでは人気ランキング上位にランクインし続けているなど、人気曲だ。
今回大きな目玉がない紅白。そのため、米津玄師がサプライズ出演し、DAOKOと打上花火を披露するのではないか?という憶測も上がっているが、果たして出演はあるのか?