どうも、ここ4年くらいメインのカレンダーは猫シリーズの男、こぐまんです。今回は、最近増えてきている猫専門病院、「キャットフレンドリークリニック」について調査してきました。「キャットフレンドリークリニック」とは何か?どうして猫専門医が必要なのか、どこにあるのか?を徹底調査しました。
「キャットフレンドリークリニック」とは?
この「キャットフレンドリークリニック」(CFC)ですが、国際的な猫のチャリティ団体のisfmによって「猫にやさしい動物病院の道しるべ」として作られた国際基準の規格で、今急速に世界中に普及しています。
そもそも、猫を専門に学ぶ獣医学部というのはありませんので、獣医さん達は大学を出てから自分で学んでいくしかありません。しかし動物病院で勤めると様々な動物たちが毎日くるので、なかなか動物に合った勉強をする時間もないのが現状なのです。「犬の治療法を猫に当てはめる」ことも実際に行われているのが現状なのです。
この「キャットフレンドリークリニック」では、猫専門で見ているので、医学的に猫に合った治療をしてくれるだけではなく、病院が怖くてパニックを起こしている猫をしっかり落ち着かせて対処するなど、猫のことだけを研究している獣医さんが診てくれるのです。
病院に行く時、飼い主がするべきこと
「キャットフレンドリークリニック」の考え方では、病院と飼い主の連係プレーをしっかりすることで、猫の負担を減らすことができると言います。それでは飼い主さんがするべきことをチェックしていきましょう。
キャリーバック移動時は布で覆う
プラスチック製のキャリーバッグでも、移動時に周囲の景色が見えたり、聞き慣れない音が聞こえると、猫は不安になってしまします。移動ちゅうはキャリーバッグごと覆う布を用意し、すっぽり包んでしまうことで、不安軽減ができます。待合室で待つときも、他の人や動物に合わないようにしてあげましょう。
獣医師さんに猫の顔を向けない
獣医師さんに猫の顔を向けることは避けてあげましょう。猫にとって見知らぬ人と目を合わせるのはとても怖いことなのです。できれば飼い主さんの方に顔を向けて安心させてあげましょう。
キャリーバッグから力ずくで引っ張り出さない
早く診察してもらわなきゃ!という気持ちでやってしまうことがあるかもしれませんが、猫をキャリーバッグから力ずくでは引っ張り出さないでください。力ずくだと猫もよけいに力が入ってしまいます。上が開くキャリーバッグだと、便利です。
まとめ
このように「キャットフレンドリー」の精神を貫いてくれている病院を選んであげることで、猫の負担は軽減されます。キャットフレンドリークリニックは全国各地に100院ほどあります。関東や関西が多いですが、地方にも増えてきている現状です。「ねこ医学会」のホームページに認定された動物病院地域によって数にばらつきはありますが、ねこ医学会のホームページに、正式に認定された動物病院が掲載されています。ぜひぜひ近くの「キャットフレンドリークリニック」を探してみてはいかがですか。