乳がんのため、8月15日に亡くなった漫画家「さくらももこ」さんのお別れ会である「ありがとうの会」が、16日に行われた。東京・港区の青山葬儀所で執り行われた会には、さくらさんと親交のあった著名人ら約1000人が参列。
声優TARAKOが、まる子の声で弔辞を読んだり、桑田佳祐が100万年の幸せを歌うなど、温かい会となった。動画を交え紹介します。
さくらももこ
1986年8月から「りぼん」で「ちびまる子ちゃん」の連載を開始。
1990年には「ちびまる子ちゃん」がアニメ化され、国民的人気作品となった。
さくらさんはエッセイストとしても活躍しており、エッセイのファンも多い。初期エッセイ集三部作である「もものかんづめ」「さるのこしかけ」「たいのおかしら」はいずれもミリオンセラーを記録。
2018年8月15日20時29分、乳がんのため死去。53歳だった。通夜・告別式は遺族の意向により親族・近親者のみで執り行われ、同年8月27日に死亡が発表。
ありがとうの会
16日さくらももこさんを追悼する「ありがとうの会」が、東京都港区の青山葬儀所で行われた。
「さくらももこさん ありがとうの会」に伺いました。祭壇にはさくらさんの生み出したキャラクターと鯛や伊勢エビ、七福神などのおめでたいモチーフ。そしてそれらすべてを見守る富士山が。歌あり笑いあり拍手・手拍子あり、さくらさんらしいステキであたたかい会でした。 pic.twitter.com/lSr9BhVtcB
— 新潮社出版部文芸 (@Shincho_Bungei) 2018年11月16日
「ありがとうの会」では、さくらさんのこれまでの人生をアニメで振り返るVTRが流された。参列者からは時折、涙とともに、笑いが起こるなど、さくらさんの人柄を表すかのような明るく楽しく和やかな会となった。
さらに、アニメで「まる子」役を務めている声優のTARAKOが弔辞にあたる「ありがとうの言葉」を読みあげたり、歌手の桑田佳祐が「ちびまる子ちゃん」のエンディングテーマだった「100万年の幸せ!!」を歌唱するなど、さくらさんを偲んだ。
さくらももこさん ありがとうの会
TARAKOGが弔辞。桑田佳祐が献歌
各界著名人が参列 →続く#さくらももこ#ちびまる子ちゃん#桑田佳祐 pic.twitter.com/t6SH9yL1m8— 先輩のハト🇯🇵 (@senpai_hato_) 2018年11月16日
さくらももこさん ありがとうの会②
TARAKOGが弔辞。桑田佳祐が献歌
「100万年の幸せ!!」(さくらさん作詞、桑田作曲)#さくらももこ#ちびまる子ちゃん#桑田佳祐 pic.twitter.com/jXYAU9W8ld— 先輩のハト🇯🇵 (@senpai_hato_) 2018年11月16日