どうも、最近英語の勉強を洋楽でしているこぐまんです。最近ハマっているアーティストは「マルーン5」です。今回は私の好きなアルバムで、今年の6月にトニー賞の11部門受賞したミュージカル「ハミルトン」の公式ミックステープ「The Hamilton Mixtape」が最新の全米チャートで1位になったこともあり、どんな作品なのかを解説していきたいと思います。
どんなアルバムなの?
「The Hamilton Mixtape」このアルバムは、リンマニュエルミランダが脚本・音楽・演出・主演などをてがけた「Hamilton」というアメリカ合衆国憲法の起草者のアレクサンダーハミルトンの生涯をHIPHOPやR&Bを用いてえがいたミュージカルにインスパイアされ、12月2日に発売されたアルバムです。2015年の9月にこのミュージカルのサウンドトラックも発売され、チャート3位になるなどの高評価だったのですが、今回のアルバムでとうとう全米1位をなしとげました。
豪華スーパースターも多数参加!
かなり豪華なアーティストたちが参加をしていて、「ザ・ルーツ」「コモン」「ナズ」「バスタライムス」「アリシア・キーズ」「ジョンレジェンド」「アッシャー」「ウィズ・カリファ」「ミゲル」「アンドラ・デイ」「ジャ・ルール」「アシャンティ」など、そうそうたるメンバーが参加しています。
発売1週間でおよそ17万枚を売り上げ、みごと初登場1位を獲った背景には、発売日の前日に、アシャンティとジャ・ルールが一緒にパフォーマンスを披露をするなどのプロモーションの成功があります。コンピレーション作品が全米1位になったのは、ヒット曲を集めた「NOW」シリーズの50作目の記念盤「NOW50」が2014年の5月に記録して以来の快挙になります。
アシャンティとジャ・ルールのパフォーマンスです。
そしてルーツとバスタライムスのパフォーマンスをどうぞ。
その他、ヒップホップやR&Bが好きならはずせないアーティスト達が多数コラボをしているアルバムになります。プチ情報ですが、あのオバマ大統領も大絶賛したことが、さらに売上を伸ばした要因とも言われています。
アレクサンダーハミルトンとは?
このアルバムの元になったのは、「Hamilton」というアレクサンダーハミルトンの生涯をミュージカルにした作品です。アレクサンダーハミルトンは「米国建国の父」のひとりで、後には初代の財務長官を務めた人です。さらに、アメリカの首都をニューヨークからワシントンに移すという、トーマスジェファーソンとの密約を交わした張本人でもあります。このようにハミルトンはアメリカ経済が90%農業で成り立っている時に、すでに金融で経済を発展させるビジョンを持っていた人物であります。もし興味があれば、この「Hamilton」というミュージカルもぜひ見て下さい。